自宅に非常食の用意はありますか。小池百合子都知事が週末の外出自粛要請
「ノー3密」会見。その後、スーパーでは、買い占めが始まったとの報道ありました。
買い占めが始まると必要なものが必要な人に届かなくなる可能性もあります。
日常的に、ある程度食材の備蓄をしておくことで、買い占めする必要もないのでは
と考えています。
そして、災害時でなくても、非常食の必要性を改めて感じる事柄でした。
1.知っていますか、防災の日・防災用品点検の日
毎年9月1日は、「防災の日」で、各地で、防災に関するさまざまなイベントが実施されています。また、年に4回、防災用品点検の日があることもご存じでしたか。
3月1日、6月1日、9月1日、12月1日となっています。
防災の日には、非常食の見直しを啓発するイベントもさまざまなものがあり、非常食の購入や見直しをされる方もいるのではないかと思います。
だた、そのようなイベントがなければ、日常で非常食を点検することも機会もあまりないかもしれません。
今、学校が休校になり、外出自粛要請が出ているこのような状況で、ありがたいことにスーパーやドラッグストア等の販売店は営業しています。しかし、今後どうなるかわからない状況であり、この機会に、非常食の見直しをしてみてもよいのではないでしょうか。
2.非常食のあれこれ
非常食は、これまで、3年間や5年間の長期間保存でき安価なクラッカーや乾パンのことを指していました。しかし、これらを使用することなく、賞味期限が切れて破棄することも多くありました。
また、一人3日分の非常食があるのがよいとされており、この計算だと家族4人では48食分を備蓄しなければなりません。
これでは、金銭やスペースも無駄になりますし、どうせ賞味期限が切れて破棄することになるし、使用することもないだろうから購入はやめようという気持ちになりますよね。
そこで、非常食の新しい考え方である「ローリングストック法」が生まれてきたのです。
3.災害でなくても使えます。
日常の中で食料を備蓄しておくという考え方が「ローリングストック法」です。
普段から、少し多めに食材、加工品を買っておき、使用したら使用した分だけ新しく買い足すことで、非常時にも使用でき、また、賞味期限が切れて無駄が出ることも少なくなるという活気的な非常食備蓄のための方法です。
また、この方法での利点は、普段から使用する食材を多めに買うため、非常時でも日
常的に食べているものを食べられるということが上げられます。
特に、小さなお子さんは、慣れていない環境で、ふだん口にしないものを食べることは難しいこともあるため、このような面からみても、この備蓄方法は効果があるのではないでしょうか。