前々回、前回と糖尿病と言われたらとうテーマでお話しさせていただきました。今回は、食べ方と時間についてお話しさせていただきます。 食事内容ついては、前回の記事を参照していただきたいです。
前回⇒糖尿病と言われたら②食事
食べる内容は、なんとなく理解していただけたのではないでしょうか。では、食事はどのように食べればよいのでしょうか。
1.1. 食べる順番がキーポイント！
食事を食べるとき、ごはんやパンから食べますか？おかずや野菜から食べますか？ 空腹時に、ご飯やパンなどの炭水化物を食べると血糖値が急激に上がります。 急激な血糖値の上昇が続くと、血管の内側の壁を傷めることがある実験で明らかになっています。そのため、少しでも緩やかに上昇させる必要があります。野菜やおかずを先に食べてからごはんやパンを食べることで、血糖値は緩やかに上がります。
最近、食後の血糖を抑えると謳ったサプリメントが販売されていたり、きくいもが血糖値を下げると言われたりしますが、それは、食前に食物繊維をとることで、血糖の急激な上昇を抑えているのです。
2. １日３回食事を大切に。
朝は食べない、忙しいからと１日２食の生活になると、ドカ食いの原因となったり、間食につながる可能性があります。ドカ食いや間食をすると、血糖値が急激に上昇します。また、間食が多くなると、その分膵臓からインスリンが放出させる回数も増えるため、すると、３食の食事を大切にしたいです。
3. 間食は控えめに
食事は３回とり、膵臓を疲れせないことも大切です。毎日間食している方は、血糖上昇する機会が人より多くなり、膵臓がインスリンを放出する回数も増えるため、膵臓が疲弊しやすくなります。
間食は週1回程度を心がけたいです。
4. 早食いには注意して
食事の早さはどうですか？一回の食事を5～10分で終えていないですか。早食いだと、 胃腸に負担をかけるだけでなく、満腹感を得にくいことから、過食につながります。
数回に分けて、糖尿病の食事についてお話しさせていただきました。糖尿病と言われる前から、生活習慣や食事は整える必要性はありますが、糖尿病と言われても、改善することは可能です。
この機会に、ご自身の食生活を振り返ってみてもよいかもしれません。